iPhone は本当に遅いのか?

いつも楽しく拝読させていただいている海上忍さんの「OS X ハッキング!」シリーズの今日の記事は「“脱獄”後のお約束、各種ベンチマークを測定」です。

簡単に要約すると、iPhone を脱獄させて、いくつかのベンチマークを実行したところMacの数十倍も遅かった。だから、JavaFlash でまともな性能が出ることを期待してはいけないということです。

ところが、よくよく記事を読んでみると測定しているのは浮動小数点数演算の性能ばかり。一方、JavaScriptFlashインタプリタを高速化するには整数演算の性能が重要です。まだ、このベンチマーク結果だけから、慌てて、そんな結論を出してはいけません。

はてなから引っ越して長いことここには記事を書いていなかったのですが、今日ははてなユーザさんたちの反応にも危機感を抱いたので、こちらにも少し書きました。詳しい内容は移転先のブログに書きました。

Apple Remoteコントローラ

http://images.apple.com/jp/macbook/images/frontrow_remote20060516.jpg

Front Rowを利用するためのリモコンといえばいいんですか。Mac がやってきてから、机の肥やしとなり果てていたあのリモコンがKeynoteのリモコンとして使えるということを始めて知りました。Keynoteのヘルプには書いてないよ!

macrumors「Mac Rumors: Apple iWork ... '08?」より。

ぼくは発表用のリモコンとしては Mighty Mouse を便利に使っています。でも、Apple Remote コントローラの方が小さくてスマートかもしれません。

ちなみに、昨日のことなんですが研究室のセミナーで発表する学生のために Mighty Mouse を貸してあげたのですが、彼のプレゼンの最中、しばしば副ディスプレイに誤ってメニューを表示されるトラブルが発生しました。いろいろ試した結果、Mighty Mouse のボールに触れるとメニューが表示されるようです。慣れていない人はよく練習した方がよさそうです。

論文紹介セミナー