CSWebのビルド

なぜか苦労したのでメモしておく。

getaのインストール

準備
perl, jperl, chasen, nkf のうち、perl は OS に入っているものを流用、日本語を使わないのでjperl はパス、にも関わらず chasen はなぜか fink でインストールしてしまったが今回は無関係、nkf も今回は必要ないがいずれ必要になるのでついでにインストール。fink の unstable パッケージの設定が必要となる。
geta32u.tgz のビルド
すんなりと終ったが、以前のバージョンとは API が変更されており、ドキュメントのありかもよくわからなかったので、古いバージョンで再度コンパイル
geta2のビルド
結局、大きなトラブルにはならなかったが、GNU make を利用する場合には configure に以下のように --with-gmake オプションを与えなくてはならない

./configure --with-gmake --prefix=$GETAROOT

geta2のインストール
make installでよいのだが、サブディレクトリでmake installされなかった。それぞれのサブディレクトリに移動して、make install しまくって終了。
テスト
testsuiteの説明にしたがってテストしてみたのだが、ちゃんと動いているのかよくわからない。まぁ、いいか。

Objective Camlのビルド

godiを利用したのでビルドというほどのことはないが、CSWeb で使っていた Dbm モジュールがコンパイルされなかったために、ビルドをやりなおした。

  1. ./bootstrap --prefix=$HOME/lib/godi
  2. godi/etc/godi.confに以下の設定を追加
    • GODI_BASEPKG_GDBM = yes
    • GODI_BASEPKG_PCRE = yes
  3. ./bootstrap_stage2
Objective Camlのパッケージの追加

CSWeb で dbm と camlidl を利用していたので、godiを利用して以下のパッケージを追加。

  • godi-ocamlmakefile
  • base-gdbm
  • conf-gdbm
  • godi-ocaml-dbm
  • ocaml-camlidl

もしかして、Objective Camlのビルド時に GDBM の設定をする必要はなかったかもしれない。

Graphvizのインストール

Mac OS X版のGraphvizとしては、数々の賞を受けているpixelglow版がよく知られているが、残念なことに保守はなされておらずGraphviz 1.13 (v16)で開発が止っている。pixelglow版をベースにRyan Schmidtが保守していることを見つけたので、これをインストール。こちらはGraphviz 2.12 Revision 1 IntelIntelにも対応している。。。と思ったら、コマンドラインアプリケーション。結局、PPC用の古い GUI アプリケーションとRyanのコマンド行アプリケーションを併用することとする。CSWebのためにはコマンド行アプリケーションが必要となる。

CSWebのビルド

make一発!